Kさん(女性) 癌で入院の感想
私の入院生活は短く長いものでした。毎日々が違う自分でした。
毎日々同じ自分ではないのだという事をいつしか、いつの間にか忘れていた自分に気がつきました。ここにくるまでの私を今思えば「馬鹿みたいで恥ずかしい」でも当時はこの世の終わりを感じる程の目の前真っ暗精神最悪人間で、苦しみの中でもがいており、気が違ってもおかしくないと本気で思っていました。
私は子宮頚部に癌が見つかりましたが、癌そのものに対して気が違いそうになったわけではなくて、積み重ねて出来上がってきた巨大妄想意識帝国によってだったので、まずは肉体よりも精神を何とかせねばと、私の魂は助けを外に発信し、それを受診していただいたのが当院の院長であります久保先生だったわけです。入院初日しょっぱなから久保先生のお言葉「魂が傷つくっていうけど取り出して(その傷)を見た事ある?魂はガラスか何かで出来てて何かでキィーっと傷つけられるものですか?」みたいな事を言われぺろりと一枚剥がされた気分。霊性・精神世界に関することは幼い頃より自分の周りに整って用意されていたので、二十歳の時″エドガー・ケーシー″を読むこと何の抵抗なくその内容に疑いもしない人間でした。しかしそのまま精神世界まっしぐら人生を歩むことは許されず数々の物質世界の毒と自分のカルマが絡み合い荒い精神性をもつ哀しい人間になってしまったわけです。
ここに来てからは、俄然本を読みまくりました。忘れていたものを呼び戻す為に。ここの病院にはスピリチュアルに関する本・MD・宇宙のビデオや神様・仏様に関するものなど様々用意されておりますので一ヶ月飽きることなく吸収できるものは吸収しようととにかく何にでも飛びつき二ヶ月目からはそこからどんどん触手を伸ばし自分で本を購入するようになり(退院する時、持ち帰る本の重さに大変でした)とにかく貪り読んでました。最初はヒンドゥー次にチベット仏教、次に初期仏教、最後は古神道という経過の中で自分の道を見つけそれによって自己の魂を整えていける自信がついてきました。
こちらで受けるサイモントン療法は東洋思想の感があり健全な考えに導いてくれました、過去の嫌な出来事によって作り出された意識を生産性のある意識に変換させてくれます。
とにかく今までの自己を捨てる。今までの自己によって作られた病なのだからそれを治すには今までの自己を捨てる事は当然で確実な治療法である。カウンセリングを受ける際の心構えは心を裸にすること。言ったもん勝ちです。ワハハと笑える自分になるために一時の恥かしさより長きにわたる心の平穏を得る方が絶対にいいに決まってます。
相手はアドバイスのプロであり第三者です。何百人何千人といろいろな人の話を聞いている人です。自分はその中の一人にすぎません、そう考えると自分の中にしまっておいたことなど言えるものです。深刻ぶっていた自分て笑えますね、ほんと。
毎晩先生の気功も最初は別段何も感じることは出来ず、どちらかというと苦痛(すいません)でしたが、無駄な考えに支配されていた脳を無意識にする努力を共に体も少しずつ変化していき、退院の一週間前程くらいより、おでこ全体と両ソケイ部を結ぶ△の体内ピラミッドが出来上がり丹田あたりにはとてもエネルギッシュな熱いまるい塊を溜め込む事が出来る程になりました。毎晩の瞑想は一日の志を決める大事な時間でありました。瞑想のある病院なんてないですよね?外出も自由なので、位山登山、神社参拝、四十八滝、千光寺、乗鞍岳、松倉観音、自然食レストランにご飯を食べに行ったり、公演を聴きに行ったり、街を散歩したりと患者らしからぬ行動もさせていただきました。しかしながら高山というところは何やら感じるものがございます。霊性を高めたいと思う方には何かしら魅かれる空気があるのではと思います。空気が違います。病の意味を知り、病によってこの地に来られた事病によって絆が深まり病に感謝せずにはいられません。支えてくれた人々に感謝。最後にゾクチェンのお言葉「苦しみは偉大な教師でもある。失望は私達の目を覚ましてくれる。痛みは我執を解き放つ為の素晴らしい教会であり、きっかけを与えてくれるすばらしい贈り物である」久保先生、スタッフの方々有難うございます。生きている自分の体のすばらしさ生かされいる自分を思い出させていただき有難うございます。
そして毎日のおいしく豊かな食事を頂きありがとうございました。