治療の現場から

       

入院して脱ステ治療した患者さんの生の声「感想ノート」公開します!⑤

2021.06.10スタッフブログ

今回は、患者さんが退院時に感想ノートに書き込んで下さった内容を一部公開します!
今回掲載するのは2021年に退院なさった患者さんです。

ノート

Nさん 京都府 40代 女性
「あっという間に不安が消えてしまった」

令和元年、転勤で担当の業務が変わって激務となり、それが少し落ち着いた頃、顔に症状が出始め身体中に広がりました。
どこの皮膚科を受診しても、ろくに肌の状態を診ることもなく、血液検査もなく、ただステロイド・プロトピックを出されるのみ。

自力で脱ステを試みましたが顔からの滲出液が止まらず、入院もなしに長期の休暇をとることを難しく、またステロイドに戻ってしまう・・・という日々で、ネットで脱ステ、入院治療を行ってくれる医療機関を探し、こちらにたどり着きました。

入院当日は大雪で、電車も遅れたり、人生初めての入院で不安もありましたが、高山に着くと一面の美しい銀世界。また、スタッフの皆さんも温かく迎えてくださり、あっという間に不安が消えてしまいました。
結果、入院して本当に良かったと思っています。

こちらに入院して思ったことは、院長先生はじめスタッフの皆さんが心地よく楽しそうに仕事をされているということ。
そういった雰囲気や環境は入院患者さんの不安を払拭し、良い影響を与えてくれているのだと思います。
退院を目前に控え、仕事に戻らなければならないことが少し憂鬱です。
まだまだここにいたいなあ。こんな環境で働きたい。。。

入院中は本当に得るものが多かったように思います。
食事や入浴、カウンセリング、瞑想、イベントごとなど何をとっても得難いものでした。

他の入院患者さんとの交流で、日本全国いろんな年齢層の方々が一緒にアトピーという病と闘い、情報を交換できたことも本当に貴重な時間でした。久保先生はじめ職員の皆様大変お世話になりました。

 

Kさん 茨城県 50代 女性
「思い切って入院して治療することに」

昨年8月頃より脱ステロイド。
飲み薬を止め、食事に気をつけ、鍼治療などに行っていました。

2月になり症状が悪化して悪寒がひどく、何をしても寒くて手につかず、ネットからこの病院を知り電話メールで相談しました。
遠方であることもあって、初診から入院させてもらうことになりました。
コロナのため、仕事も長期休暇を取りやすい時期でもあったので、思い切って入院して治療することに決めました。

全く知らない土地での入院することに不安はありましたが、来てみるとスタッフの皆さんの対応は親切で温かく、同時期に入院している女性の方々とのおしゃべりも楽しくて、とても良い時間を過ごせました。
子育て、祖母、母、父の介護、仕事、家事と忙しく過ごしていて、自分のために多くの時間を使えることがなかったので楽しかったです。

自分の体に良いと思って食べていたものが良くなかったり、良いものでも毎日食べ続けない方がいい等、多くの気づきもありました。
3度の食事も楽しみでとても美味しく、自宅へ戻ってからも作ってみたいお料理がたくさんありました。

本棚から興味のある本をたくさん読んだり、入浴しながら色々考えたり、北アルプスが見える散歩道を気持ちよくて、充実している毎日でした。

帰ってからリバウンドしないように食事に気をつけて、無理をしないように日々の生活を楽しみたいと思っています。
久保先生、スタッフの皆さん大変お世話になりました。思い切って入院して良かったです。ありがとうございました

同時期に入院していた女性の方々とのおしゃべりも、同じような症状のこと話せるだけで気が楽になり助かりました。楽しかったです。またどこかで会えるといいですね。

現在つらく重い症状の方々も、皆さんが健やかで穏やかな、幸せな人生を歩めることを願っています。

※医療機関は、治療効果や症状の経過についての患者さんの感想はサイトに掲載出来ないため、これらの事項は本文から削除して公開しています。

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