治療の現場から
入院して脱ステ治療した患者さんの生の声「感想ノート」公開します!⑨
2022.07.12スタッフブログ
アトピー治療のために当院に入院していた患者さんが、退院前に書き込んで下さる感想ノートの一部を公開します!
患者さんの入院までの背景や治療中の発見、気づきなどが書かれたこの感想ノートの内容が治療中の患者さんの参考になることも多いため、プライバシーに配慮して書き起こして院内でファイリングしています。
Mさん 埼玉県 50代 女性
あせらず、あわてず、あきらめず
「初めて自分の体とじっくり向き合うことができました」
院長先生をはじめ、看護師の皆様、大勢のスタッフの皆様の心からの治療やケアに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
幼少期からアトピーは出ていたものの(この頃はアトピーという言葉すらありませんでした)、若い頃は乾燥肌・敏感肌ではありましたが、特に悩まされることもなく過ごしてきました。
結婚してから手などに症状が出始め、50歳前後からだんだんと広がっていき、ここ3年で悪化。58歳にして入院となりました。
その間、ステロイドを使ったり止めたり自己流でその場をしのいできました。
入院中は毎日3回、計3.5~4時間の入浴。病院の食事だけをいただき、雨の日以外は散歩に出かけ、睡眠もたっぷりとる規則正しい生活を続けました。
子育てから両親の介護など長年の忙しい日々の中、自分の時間を持つことはままならず、身体的にも精神的にも疲れ切っていましたが、入院中は自分のことだけを考えていればよく、初めて自分の体とじっくり向き合うことができ、毎日が幸せで前向きに取り組むことができました。
ここ高山の自然あふれるのどかな環境も私の心を癒してくれました。
広大な自然の中を歩いていると、今まで悩んだり困っていたりしたことが小さなことに思え、考え方も変わっていきました。大自然からたくさんエネルギーをいただくことができました。
朝の瞑想も心が落ち着き、自分と向き合える穏やかで大切な時間となりました。
また、毎日3回のお食事が何よりの楽しみでした。アレルギーに良い栄養がたくさん詰まった愛情溢れるお料理。
ひと手間もふた手間もかけてくださるバリエーション豊かなお食事はとても美味しく、感謝の言葉は尽きません。
毎日の食事がいかに大切か。食べたもので身体はできていると実感できました。
そして看護師さんたちの毎日の前向きな一言に救われ励みになりました。いつも優しい笑顔を本当にありがとうございました。
一緒に過ごした皆さんにも恵まれ楽しい日々となりました。皆さん真面目に治療に取り組まれ、良い刺激となりました。
食事の時はあれこれとおしゃべりたり、ときには大笑いしたりと、素敵な時間とありがとうございました。
最後に、入院中友人から怒られた心に残る言葉がありました。
「あせらず、あわてず、あきらめず」
入院中の皆様のご回復を心よりお祈りしています。
Kさん 大阪府 男性 20代
「入院が人生の転機とも感じています」
私はずっとお医者さんが苦手でした。
高校頃までは何事もなく過ごしていた私が急にアトピーになったのは、高校卒業した後でした。
最初は乾燥での痒みだと思い、皮膚科に行ってステロイドもらって・・・その後は多くの患者さんと同じだと思います。
自身でも食事などの勉強をし始め、理解していくとともに、このままでは埒があかないと感じ、ネットでNC21を見つけ、すぐに診察していただくことになりました。
HPを見て「もうここしかない!!」と強く感じたことを覚えております 。
想像していた入院生活とはかけ離れており、高山の自然や皆様のお人柄などに支えられ、とても素晴らしい環境で入院することができました。
そして 瞑想や先生のお話し、入院中の時間が自分を見つめ直すきっかけにもなり、 今回の入院が本当に人生の転機とも感じております。
これからは久保先生とはまた違う形で、私のように悩んでいる人をサポートできる仕事を始めようと思っております。
患者仲間のみんなで散歩に行ったこと。高山の自然に癒されたこと。かまくらの中でお話ししたこと。
全てが最高の思い出です。本当にありがとうございました。
ナチュラルクリニック関係者の皆様の末永い繁栄をお祈り申し上げます。
※医療機関は、治療効果や症状の経過についての患者さんの感想はサイトに掲載出来ないため、これらの事項は本文から削除して公開しています。