アトピー治療のために入院していた患者さんが、退院前に書き込んで下さる感想ノートの一部を公開します！

患者さんの入院までの背景や治療中の発見、気づきなどが書かれたこの感想ノートの内容が治療中の患者さんの参考になることも多いため、プライバシーに配慮して書き起こして院内でファイリングしています。

Kさん 神奈川県 30代 女性 2022年10月入院

4歳の頃に盲腸の手術で使用した溶ける糸が溶け始めた途端アレルギー反応を起こし、3ヶ月間傷口が閉じず膿んでしまい、抗生物質を使用した後から体がぐったりしてアトピーが出始めました。

父がアトピー体質でしたが、今思えば予防接種なども関係したしていたかもしれません。
7年前に脱ステしましたが、その後も仕事や冬の乾燥、妊娠性痒疹、育児の睡眠不足などで波がありました。

色々調べていく中で、自分のアトピーがなかなか治らない原因は、マラセチアとカンジタ菌のせいだと確信を持つようになりましたが、どうしたら治療ができるのか、どこの病院ならわかってもらえるのか見つけられませんでした。

入院して、０才の娘と離れる寂しさや罪悪感がありましたが、スタッフの方や入院されている他の患者さんの明るさに救われました。アトピーの辛さを同じように体験してきた人たちの優しさと前向きさに元気を頂きました。本当にありがとうございます。

「これ以上生きられない」と思う日も多かったですが、生かされているということに感謝できる日が来るのだと、あの頃の自分に教えてあげたいです。

Yさん 愛媛県 30代 女性 10月入院

17歳でアトピーを発症。出産を機に7年間使っていたステロイドが効かなくなり、脱ステしました。

全身に酷いリバウンドが起こり、人に顔を合わせられない状態が1年ほど続き、良くなってきたと思ったら夏になると悪化。毎年夏になると悪化を繰り返すようになり、脱ステの病院に3回は入院しました。
退院する頃には皮膚の状態は改善していましたが、湿疹や痒みが全くない状態になる事はありませんでした。

さらに二人目の出産で今までになく悪化。ストレスや疲れが原因で今年に入って3回カポジになり、どうにか直したいとネットで調べていたらNC 21を見つけて、入院を決意しました。

脱ステと並行して脱保湿をしていて、「肌の調子が良くなっていたときに保湿をしたら悪化する」という経験を何度もしていたので、保湿することに対して人一倍恐怖心がありましたが、「治療法を変えるからには、一旦今まで決めつけていた考えを改めよう」と思いました。

入院生活は食事中の談話や散歩、イベントなど毎日とても楽しく過ごすことができました。入院中関わってくださった皆さんに感謝しています。ありがとうございました。

Mさん 千葉県 20代 女性 2022年7月～9月入院

20歳で専門学校卒業しホテルへ入社。一人暮らしを始めたタイミングでアトピーを発症しました。

社会人になり環境が変わったことや、ストレスフルで不規則な勤務、栄養の偏った食生活が原因だったと思います。
そのタイミングでかかった病院からは、ステロイドやアレルギー薬を処方され使用しましたが、もともと薬に頼ることが好きではなく、肌が改善されると使用をやめていました。

しかし、薬を飲まなくなると肌が荒れ、大好きなメイクも楽しめなくなり、仕事で接客をするのに荒れた肌を見られることが嫌になり、泣く泣く再びステロイドへ。
ステロイドで調子良くなるとまた止めて、案の定肌が荒れて嫌になりステロイドを塗るということを約６年間繰り返していました。

母もアトピーだったので遺伝的に素因はあったと思うのですが、大人になってから発症したこと、メイクが楽しめなくなったこと、我慢できないかゆみに毎日悩み、自信もなく自分が嫌いでした。

薬ではアトピーは治らないと感じ自己流で脱ステもしましたが、浸出液や肌の赤みに耐えられず、結局ステロイドに頼らざるを得ませんでした。自己流で脱ステをして会社を休んだりする日もあり、それが原因で母と喧嘩になったりもしていました。

そんな時に「アトピー　脱ステ」とネットで調べてナチュラルクリニックのことを知りました。
一番は惹かれたのはステロイドについての考え方や姿勢ですが、他にも病気の改善に食べるものを見直すことや、心の在り方を見つめ直すことを大切にしているということでも「こんなにも価値観が合う病院があったのか」と本当に感動しました。

不安もありましたが、勇気を出して自分の考えを母に伝えると、反対するどころか応援してくれて入院することができました。

アトピーにならなければ出会えなかった方々、自分と向き合うことのできた貴重な２ヶ月間、たくさんの健康に関する知識、そして自分が経験をしてきたことを今度は発信していきたいと思う新しい夢など、本当にたくさんのギフトを頂きました。

ナチュラルクリニックで過ごした2ヶ月は本当に濃くて、正直退院するのが寂しいです。
毎日支えてくれたみなさん本当にありがとうございました。

毎日顔を合わせて一緒にご飯を食べて、可愛いがってくださった入院患者さんにお会いできてよかったです。
皆様のこれからの健康とご多幸をお祈り申し上げます。

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