治療の現場から
入院して脱ステ治療した患者さんの生の声「感想ノート」公開します!⑥
2021.07.14スタッフブログ
入院なさった患者さんが退院時の感想ノートに書き込んで下さった内容を一部公開します!
今回掲載するのはすべて2021年に退院なさった患者さんです。
現在の感想ノートは8冊目。一行のみのコメントの方もあれば、数ページに及ぶ感想や記録を書き残して下さる患者さんもいらっしゃいます。
Kさん 40代 男性 愛知県
「快適に治療に専念できました」
外を歩けば大小の山々、オイルヒーター完備の木造建築、数値からの明確な治療、働く人全ての情報共有と雰囲気、美味しい食事、メンタルケア、毎日の清掃とあげればキリがありませんが、快適に治療に専念できました。
全ての扉と柱にあるモールディング、ボーリング場を彷彿とさせるフローリング、これらを見てこのクリニックがどんな経緯で作られたのか?
途中から私の興味の対象となっていきました。
2ヶ月間お世話になりました。
また元気な顔を出させて頂きますのでどうぞ引き続きよろしくお願いします。
心より久保先生そして皆様ありがとうございました。
Mさん 20代 女性 千葉県
「ご飯も毎日美味しくアットホームで、寮で生活しているよう」
大学4年生の就活中にストレスでアトピーが悪化し、ステロイドを使用しながら漢方薬の治療を始め、1年半前に脱ステすることができました。
しかし漢方薬が体に効いている感じもしなく、逆に悪化し、毎日痒くて寝られず、昼夜逆転生活を送っていました。
そこで「非ステロイド治療 病院」で調べてナチュラルクリニック21にたどりつきました。
状態もかなりひどく、私の場合は足の甲や太ももの裏、首、手首など、とにかく全身がむくんでいて、言葉で入れられない程つらかったのを覚えています。私も両親も毎日泣きそうになりながら暮らしていました。
しかし、これ以上家にいても良くなる気もなかったため、友達誰一人にも言わず入院することに決めました。
入院当日、食事もずっとお部屋で食べようと思っていましたが、入院患者さんがたくさん話しかけてくれた為、かなり人見知りな私でも馴染めるようになりました。
性格もナチュクリに来てだいぶ明るくなりました(笑)。
この3ヶ月間は、自分を見つめ直すことができた貴重な時間でもありました。
ここで過ごした日々、食事、感謝の気持ちを常に忘れずに、これから先も自分なりに頑張ろうと思います。
入院とはつらいことだと思っていましたが、ここではご飯も毎日美味しく、アットホームで、寮で生活しているような感じがしました。
つらかったことを忘れてしまうくらい、後半は笑っていました。
最後になりますが、久保先生をはじめスタッフの皆さん、同時期に入院していた方々には沢山お世話になりました。長いようで短く感じた3ヶ月間、私のことをサポートして頂き本当にありがとうございました。
Fさん 10代 女性 兵庫県
「同じ思いをしてきた人と話せて本当に良かった」
生まれつきアトピー体質でしたが、小学校3年生まではステロイドを使うことなく普通に過ごせていました。
高1までステロイドを使用していましたが、今年1月頃から自宅で脱ステを始めました。
もともと私の症状は頭皮の炎症だけで、体にまで症状が出たのは2年前からだったので、体にステロイドを使っていた日々はそれほど長くなく、リバウンド症状は他の人からしたらマシな方でした。
脱ステを一度して、一時期は綺麗になったものの、春になって花粉の時期が近くなるとともにだんだんとひどくなっていきました。特に首の症状が一番ひどく、首全体から滲出液が出てきて、家では毎日2時間ほどしか眠れなくて、動けない日々がずっと続いていました。
この病院は母が探してくれて、岐阜まで遠かったため、診察の翌日から入院ができるように準備をしてきました。
診察で先生からは中軽症と言われましたが、赤ちゃんの時からのアトピーなら、もしかして治療中に強く症状が出るかもしれないと言われ、入院して治療をすることを決めました。
家ではそれほどご飯の量が多くなかったので、初めてここでご飯を食べた時はすごく量が多く感じ、量を減らしてもらいました。
一般的に病院食は美味しくないと思われがちですが、ここの病院食はとても美味しくてとても満足して食べていました。
入院患者さんはみんな本当にいい人で、同じ思いをしてきた人と話せて本当に良かったなと思いました。
(学校の都合で)1ケ月の入院ですが、退院するのが惜しいほど心地よくて、ここにきて本当に感謝しています。
ありがとうございました。
※医療機関は、治療効果や症状の経過についての患者さんの感想はサイトに掲載出来ないため、これらの事項は本文から削除して公開していますが、院内では原文を匿名で書き起こして、入院前・入院中の患者さんにも閲覧できるようにしています。
過去の患者さんの体験談が、これから治療に取り組む患者さんの心の支えになっています。