治療の現場から

       

病棟ベッドの修理

2022.04.22スタッフブログ

こんにちは!このサイトの記事を管理をしているナチュラルクリニック21の中川です。

先日、入院病室の電動ベッドでリクライニング機能が動かなくなったものがあったので、分解修理に挑戦しました。

特に電子機器に詳しい訳ではないけれど、子どもの頃から機械の分解は大好きな私。
しかし、バラしたまま組み立てられなくなったことも数知れず。。。。

今回は、長いこと使っているベッドなので新しく購入することも考えましたが、電気製品はちょっとした接触不良で動かなくなっていることもあるので、「ダメ押しでもっと壊れるかも知れませんが・・・」と上司に相談し了解を得てからの挑戦です。

↑上部のパーツをめくり上げると、こんなふうにフレーム組があらわれました。

↓フレーム中央にあるこの部分が、電動機能の心臓部のようです。

↓カバーを外すと、基盤やモーターが出てきました。

↓作業の前から疑っていた電源関係を真っ先にチェックすると

↓案の定、二股に分かれた電源コードの片方の線が内部で外れていました。

↓この線をつなぎ直したらベッドが復活!

実はもう一台同じようなトラブルに見舞われているベッドがあったのですが、原因も状態もまったく同じだったので、こちらも復活!

このページをご覧の方のなかには、「アトピー患者さんに電動ベッドは必要なの?」と思う人もいるかも知れませんが、重症のアトピー患者さんや、ステロイドを中止してリバウンドが強く生じている入院患者さんの場合、体を起こしたり動かすのもつらいという方も珍しくないので電動ベッドは必須です。

当院は暖かい季節に入院患者さんが増える傾向があるため、今のうちに対処しなければと思っていましたが、無事に治ってひと安心です。

例年、春を過ぎた頃からは入院の順番待ちが生じることもありますので、入院を希望・検討中の方は早めにお問い合わせ頂ければ幸いです。

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