治療の現場から
院内・入院病棟の様子(2023年1月)とバイオ入浴の節電対策
2023.01.31スタッフブログ
こんにちは!入院担当の中川です。
年が変わり、当院にもいろいろな変化がありましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
私は、今年も入院対応のほか、院長ブログの執筆補助、入院中の患者さんへの指導などいろいろな業務にあたっています。
担当業務の幅が広いので、入院のお問い合わせ電話を頂いてもすぐに出られず、折り返しになってしまうことも少なくありませんがご容赦ください。
病室の空き状況
それでは、入院病棟の空室状況です。
年越しは入院患者さんも少なかったですが、1月の中盤から後半にかけて入院患者さんが増え、現在は7~8割程度の病室が入院中又は予約済みです。
2月に退院を予定している患者さんもいらっしゃいますので、2月は入れ替わりの多い月になるかも知れません。
循環装置の節電対策
ご存知の通り、この冬は電気代をはじめとしたエネルギーコストが激増していますね。
高山のような寒冷地はただでさえ暖房にかかるコストは大きく、この冬は当院の電気代も過去最高を記録。
数年前から新電力の会社に切り替えていたことも、電気代急増の一因のようです。
バイオ入浴では、電動の加温循環装置を使って浴水を管理しますが、この装置にはヒーターが組み込まれていて湯温も管理しているため、お湯が冷めやすい冬場はどうしても電気代が増えてしまいます。
循環装置の電力消費は、お湯を温めようとヒーターが稼働しているときは大きく、保温中や設定温度まで湯温が下がるのを待っている間は小さくなります。つまり、なるべく浴水が冷めないようにすることで、電力消費は抑えられます。
そこで、この冬はみなさんに、入浴しない時間は保温用のアルミシートを浮かべておくことをお願いすることとしました。
実際に市販のメーターで1日あたりの消費電力を調べてみると、環境や条件によっては50%近く削減できていましたので、効果は小さくないはずです。※24時間で10.7kwh→5.16kwhに↓(最高気温が-5℃という寒波中に行ったテストです)
このブログをご覧になっている方には、当院で入院経験があり、自宅でバイオ入浴を実践なさっている方が少なくないと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。
アルミシートはホームセンターなどで売られている厚めのものが、浮力があってお勧めです。
今シーズンの雪・寒さ
毎年この時期になると、入院を検討している患者さんから高山の気候を尋ねられます。
今シーズンは、12月下旬にまとまった雪が降って以降は雪が少なかったのですが、1月後半の大寒波で、クリニック周辺は銀世界に逆戻り。
冬に入院なさる患者さんは、防寒着やスノーブーツのご用意をお願いしています。
※院内は空調が効いて暖かく過ごせると思います。
まだまだ寒い日は続きますが、それでも暦の上では間もなく立春(2月4日)。
例年、花粉や黄砂が飛ぶ春になると入院患者さんも増える傾向がありますので、検討中の方はお早めにご連絡下さい。
院内の行事
初詣
年末年始の休診が明けて早々に、入院患者さんと初詣へ出かけました。
参拝したのは、当院から車で15分ほどの場所にある飛騨一ノ宮「水無神社」。
水無は、訓読みで「みなし」と読むのが正式名称なのですが、高山の人は何故か音読みして「すいむ」と読むことがほとんどです。
そばを流れる川(神通川水系宮川)が、神社の目の前のになると伏流水が増えるのか水位が下がり、少しだけ下流へ行くとまた水位が上がることから、【水が減る=水が無い=水無】となったのだと、高山生まれ、高山育ちの同僚が話していました。
参拝のあとにおみくじを引いた患者さんたち。
なんとお一人は「大大吉」!!
とても清々しい参拝でした。
調理体験
1月は、調理体験でいちご大福づくりをしました。
こちらも年に1~2回程度作る定番メニューですが、今回もいい出来!
牛皮から
2月も美味しい・楽しい調理体験のイベントを考えています。