治療の現場から
院内・入院病棟の様子(2023年10月)
2023.10.31スタッフブログ
こんにちは。ナチュラルクリニック21 入院担当の中川です。
秋の紅葉が山の上から少しずつ里までおりて来て、当院のある飛騨高山は間もなく紅葉真っ盛り。
夏場あれだけ暑かったのがウソのように、朝晩は寒いと感じることも増えました。
10月は、短い秋を楽しめるよう入院患者さん向けの行事が目白押し。小児の患者さんが入院していたため、お子さんの写真が沢山です。
入院病棟の状況
現在、11月中からの入院を受け付けていますが、希望なさる病室のタイプによって入院可能な時期にも違いが生じます。
詳しくはお電話にてお問い合わせ下さい。
院内の様子・行事
ペタンクでレクリエーション
ときどき入院患者さんと行っている、ペタンクというレクリエーションスポーツを久しぶりに行いました。
小児の入院患者さんもいましたが、体力・腕力をそれほど必要としないペタンクなら、小学生でも大人と同じレベルで楽しめて、白熱したゲームになりました。
クレープ作り
調理体験のイベントで定番になっている、米粉のクレープ+豆乳ココアクリーム(チョコレート風)を作成。
こちらも子どもたちはもちろん、患者さんみんな大盛り上がりでした♪
秋の高山祭り
今年は秋の高山祭が4年ぶりの通常開催され、2日間で15万人の観光客が高山を訪れました。
せっかくの機会なので、入院患者さんにも希望者を募ってお祭り見物に出かけました。
初日は雨に泣かされたお祭りでしたが、患者さんをお連れした二日目には晴れ間ものぞいて、みなさん勇壮かつ絢爛豪華な山車を楽しんでいたようです。
くだものと野菜の収穫
10月中旬、大根と落花生、サツマイモ、キウイフルーツが実りの時期を迎え、患者さんと一緒に収穫をしました。
サツマイモは後日、薪ストーブで焼き芋に。
ビッグアリーナでスポーツの日
こちらもレクリエーションの企画。近くの体育館を借りてスポーツを楽しみました。
以前は毎月のように行っていた定番のイベントですが、新型コロナなどの影響もあってしばらくご無沙汰。
今回は、入院中の患者さんからのリクエストを受けて、久しぶりに実施することができました。
種目は、バスケットボール、卓球、バドミントン、ソフトバレーのような定番にはじまり、フリスビーや縄跳び、ラストは大人・子ども入り乱れて、本気のドッジボール。
患者さんからは「(アトピーが改善してきて)動けるのがうれしい」といった声も聴かれました。
川畑のぶこ先生のオンラインセミナー
こちらも久しぶりの開催となった、特別講師 川畑のぶこ先生のオンラインセミナー。
新型コロナ流行以降、しばらく実際に来院頂いてのセミナーは開催出来ていませんが、今回も急な企画だったこともあって、オンラインでの開催となりました。
いつも入院患者さん向けで実施しているセミナーですが、今回は職員研修も兼ねての開催で、テーマはそれぞれのコミュニケーションモデルについて。
人それぞれ、他者とのコミュニケーション方法や価値観、嗜好、目的意識にタイプや違いがあることを理解することで、自分の個性を発揮できるようになったり、他者を尊重できるようになるなど、自他との関係性を変容させていけることを学びました。
喜びワークについて
当院では、このようなレクリエーションやレジャーを院内行事「喜びワーク」としてたびたび計画し、患者さんの参加を募っています。
これは、発見や感動、新しい体験といった経験の一つひとつが患者さんが前向きに生きていくエネルギー源になるという、サイモントン療法の考え方を取り入れた当院の治療方針のひとつです。
もちろん(勉強会以外)自由参加ではありますが、喜びワークそのものを治療の一環として位置づけていますので、入院患者さんには無理のない範囲で参加するよう声掛けをしています。