治療の現場から
院内・入院病棟の様子(2023年4月)
2023.04.28スタッフブログ
こんにちは!ナチュラルクリニック21で入院受付の窓口を担当している中川です。
朝晩は冷えるものの、日中は汗ばむ陽気となることも増えてきた飛騨高山。
今年は桜の開花も早く春の訪れが早いように感じましたが、スギやヒノキの花粉の飛散が多いうえに黄砂も重なって、(私を含め)アレルギー体質の方にはつらいシーズンだったのではないでしょうか。
スギ・ヒノキ花粉は終わりつつありますが、一年の中で紫外線が最も強まる5月から7月頃は、暑さで発汗も増えるので皮膚が敏感なアトピー患者さんにとっては要注意の季節です。
病室の空き状況
例年この時期は「なるべく早く入院したいです」というご連絡を頂くことが多くなり、病棟も混み合うことが増えます。
現在、5月中からの入院を受け付けていますが、病室タイプによっては順番待ちとなりますので、入院希望の方は早めのご連絡をお願いします。※外来が休診となる大型連休中は、新たな入院患者さんの受け入れは行っていません。
オンライン資格確認に対応
先月も書きましたが、当院でも4月からマイナンバーカードを使った健康保険資格の確認が本格稼働しています。
このシステムでは、患者さんの同意があれば、当院で診療報酬を計算する際に健康保険の限度額情報を読み込むことができ、入院患者さんの利便性が向上しています。
というのも、これまで高額療養費の制度を使う場合は、患者さんが保険証の発行元(保険者)に限度額認定証を発行してもらい予め当院へ提出しておいたり、支払額が限度額を超えた場合に償還払いの申請をしたりといった手続きが必要でしたが、上記の同意を頂ければ、それらの手続きをしなくても当院からの請求額が限度額で頭打ちになるのです。
また、患者さんの同意があれば、過去に他の医療機関で処方されたお薬の情報(自費分を除く)を当院の医師が閲覧することができ、お薬手帳がなくても受診以前にどんな薬を使っていたのかが把握できます。
このようなことから、今後入院なさる患者さんにはマイナンバーカードをお持ち頂くことをお勧めします。
※もちろん、引き続き保険証でも受け付けは可能です。
院内の行事
桜餅作り
患者さんには食事療法の観点から入院中は間食を控え、当院が提供する食事のみ召し上がって頂いていますが、時折お菓子づくりのイベントを行うことがあります。
4月の調理イベントは桜餅に挑戦しました。
市販の桜の葉の塩漬けを流水で塩抜きします。
クチナシ色素の食紅で色を付けた甘味料入りの水に
道明寺粉を入れてしばらく煮ます。
こんな感じ。
包む準備が整いました。
あんこを生地で包んで、最後に桜の葉で包むと
完成!本格的なお味で大満足でした!
お花見
満開のタイミングを見計らって、国の天然記念物「臥龍桜」を見に行きました。
樹齢1100年、幾度の危機を乗り越えて今年も満開の花を付けた臥龍桜は、その名の通り、龍が臥せてとぐろを巻くような姿で迫力満点でした。
正面から
別角度
帰り道には、院長が大好きだという枝垂桜にも立ち寄りました。
種まき
クリニックの菜園で栽培する野菜の苗を作るため、ポットに種まきを始めました。
5月初旬には芽を出す見込みなので、患者さんにも声をかけて苗植えを出来ればと考えています。